成功のための準備より、もっと「味見」をしよう。
もう少しで不惑の年なのですが、人生の選択肢で迷うことが多い。
不惑どころか迷いまくりの人生を送っています(笑)。
その中で、自分の傾向も踏まえて分析してみました。
そこで気づいたことは、自分の中に「ブレーキさん」がいるということです。
ブレーキさんは、こんな風に語りかけてきます。
- うまくいくかなあ
- 自分の実力が足りていないなあ
- 周りの人はどう思うかなぁ
- やっぱりムリじゃない?
そのため、能力研鑽をしたり、調査したり、悩んだりしているうちに時間が過ぎ去ってしまいます。
ブレーキさんのおかげで人生の制限速度守りすぎです。
やってみたいことを自分や他人に”ことば”で説明することはそもそも難しく、
経験上、本当にやってみたかった事はうまく”ことば”で説明できない類のものが多かったなと思います。
ですので、「やってみたいと直感的に思ったらやってみたらいい。」と思います。
大きなものは判断に迷うことはあるでしょうが、そういう場合でも少なくともはじめの一歩を踏み出してみることです。
一歩足がでると、二歩目、三歩目が自然と出てきます。
後退しているように感じてもそれはただのブレーキさんのささやきです。
そして、やってみたほうがいいと思うのは、人生の選択肢も料理も同じだと思うからです。
だって、目の前に興味のある料理があったら、美味しいか美味しくないかなんていろいろ考えるより食べてみた方が早いですよね。
りんごは「甘い」、カレーは「辛い」、ゴーヤは「苦い」など思い浮かびますよね。
それはいろんなものを食べて知っている経験があるからです。
本当に美味しいものを言葉で説明するのはとても難しい。
しかも、食べる前になんて絶対ムリ!
人生もそれと同じです。
とにかくトライする!
その姿勢は子供のほうがずっと優れてる。
やってみたいことはやってみる。
ケガはする事はあったけど、それで危ない事は学べたし、面白いことも見つけてきた。
先日、本屋で見つけた子どもが体験するべき50の危険なこと (Make: Japan Books)
という本を見てこういう観点は面白いなと思い、このエントリを書こうと思いました。
振り返って考えてみても、ケガを恐れては楽しい遊びは見つけられなかった。
高いところから飛び降りたり、ゲームをして親に怒られたり。
いたずらをして叱られたり。
小さい頃は制限速度なんて知らずに、アクセル踏むことしか知らなかったですからね。
でもそれが生きる上で大事な経験になってる。
大人になると「知識」と「常識」というものが邪魔をする。
悩める人が多いのは、大人になり、
「知識」や「常識」が邪魔をして「失敗」が怖くなったから。
一人前になったつもりが実は退化してる。
経験が勝手に人生の制限速度を決めているんです。
「好きな食べ物は?」と質問された時、
例えば、ハンバーグとかカレーとか思いつきますよね。
「好きな仕事は?」「楽しい仕事は?」
と聞かれて何が思い浮かびますか?
頭に思い浮かぶものの中に、夢だった仕事入っていますか?
いつかやってみたいと思っているコト入っていますか?
制限速度を守りすぎたら、そもそもたどり着かない事もあります。
車線変更が必要になる事もあります。
人生の時間は短いです。
子供の時のように「面白そう!」という感覚を大事にできていますか?
人生をもっと「味見」をしてみませんか?